天然皮革の色付けについて|染料仕上げと顔料仕上げの違い
天然皮革に色をつけるのは、基本的に
下記の2種類が主流です。
製品によって、最適な方が選ばれます
天然皮革は、生後間もないベビーカーフでさえも、多少の傷はあります。
(引っかき傷や虫さされ跡、怪我やシワなど)
製品を作る際に
「傷を隠すのか」
「傷を生かすのか」
で、色付け方法が変わります。
染料仕上げ
傷を生かす色付け
特徴はエイジングが明確楽しめること。
使い込むと美しい風合いへと変化します。
その代り、生前についた傷や血筋、シワなどが比較的残ります。
顔料仕上げ
傷を隠す色付け
皮革の表面にペンキを塗るように色付けします。
表面はキレイになります。
傷やシワなどが少なく、傷が付きにくいことから、購入時の状態を長く保つことができます。
つまり、
経年変化を楽しめるか、劣化と感じるかで選ぶ色付け方法が変わるわけです。
一般的には、
メンズの財布やバッグに関しては、経年変化が楽しめる染料仕上げが人気ですね。
レディースの場合は、色自体や柄を長く楽しむことが多いので顔料仕上げが向いています。
もっと詳しく知りたいなら、↓がオススメ
天然皮革の特徴がもっと詳しくまとめられているのはコチラ